Hatena Design Hour #8 を開催しました #hatenadesign

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あけましておめでとうございます。はてなデザイングループ所属のid:k_44hawkです。
2020年最初のブログは、2019年12月06日(金)に開催したデザイナー向けイベント「Hatena Design Hour #8 in Kyoto」のレポートブログです。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!

HDH#8では『Hatena Policies』『カクヨム』『はてなブログ タグ』のデザイナーが登壇しました。
今回はプレゼンテーションについて少しご紹介したいと思います。

「単調でかためで小難しい長文を親しみ易くするデザインの手法」川上 淳 (id:akawakami)

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ガイドラインのような重要度の高い文書を、分かりやすく、快適に呼んでもらうために、どのような体験設計が出来るか?という話でした。
『Hatena Policies』は、ユーザーと一緒に考えていける親しみやすいデザインを意識して作成したそうです。
「ガイドライン=長文」で難解というイメージがありますが、長い文章でも読みやすくなるように概念のモチーフ化を行ったり、イメージキャラクター『まもる』が文章の合間で要点をつぶやくことで、長文でも集中力を途切れさせない工夫がありました。

「ブランドイメージを毀損しないお金をあつかう画面デザイン」Hasesann ( id:Hasesann )

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『カクヨム』の広告収益をユーザーに還元するプロジェクト「カクヨムロイヤルティプログラム」で行った画面デザインの話です。
ロイヤルティプログラムとは、Web小説を書くことで出版を経ることなく作者が直接収益を得ることができる仕組みです。
プレゼンでは、ロイヤルティプログラムのコンセプトを紹介するガイドページと、作者さんが収益を確認できるリワードページの2つの画面の特徴や工夫について話しました。
ガイドページでは商業作家から趣味の創作をされる方の作業風景を手描きのイラストで表現。お金を得られるだけではなく、より創作に打ち込めるということを伝えられるように意識したそうです。
また、リワードページもデバイスによってデザインを変えて同じ情報が見れるようにしたり、作者さんの自信につなげ作品更新のモチベーションが維持できるような見せ方の工夫がされていました。

「はてなブログ タグのデザイン」ueday (id:ueday)

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『はてなブログ タグ』はWeb百科事典『はてなキーワード』をベースにした、はてなブログの新しいサービスです。
プレゼンでは、サービスの意味やトータルデザイン・実装など様々な話がありました。
はてなブログ タグは、「言葉の意味を知る」「意見や感想を知る」の2つの側面をもっており、複数のニーズに答える構成になることを目指したそうです。
実装では、社内で初めてstyled-componentsを導入。デザイナーとエンジニアの役割分担をどうするか、学習のしやすさの話がありました。
その他、ブランドロゴやイラスト作成の話などページデザイン以外の話を聞くことが出来ました。



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プレゼンテーションのあとは懇親会です。
軽食を囲みながら参加者の皆様と発表内容の質問や感想などを話して盛り上がっていました!

さいごに

改めましてHatena Design Hour #8にお越しいただきました皆様、ありがとうございました。
今回は3人のデザイナーによるプレゼンテーションでした。様々な課題に対し試行錯誤しながら解決策を導き出していて、私自身とても学ぶことの多い内容でした。

これからもHatena Design Hourではイベントやブログ等を通じて発信していきます!
connpassのHDHグループに入っていただけますと、次回開催時に通知が来ますのでよろしければご登録ください。
hatenadesign.connpass.com