Hatena Design Hour #7 を開催しました #hatenadesign

こんにちは。はてなデザイングループ所属のid:Hasesannです。
2019年06月07日(金)に、先日、こちらのブログからご紹介しましたデザイナーイベント『Hatena Design Hour #7』をはてな京都オフィスにて開催いたしました。今回は久しぶりの関西での開催でした。たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございます。初めてHatena Design Hourに参加した身として、入社したばかりの私の目線でレポートをお送りします。

f:id:Hasesann:20190614150333j:plain
会場の様子です。



Hatena Design Hourのテーマは「デザインを見て、デザインを学ぶ」。プロジェクトに関わったデザイナーがデザインの見どころや制作の裏話について話しました。普段他のチームのデザインの話をつぶさに聞ける機会はあまりありませんので、こうして話を聞けることは珍しく、良い機会だなとプレゼンテーションが始まってすぐ気付きました。


今回のイベントでは、Mackerelチーム、ブログチーム、マンガチームの3チームがそれぞれ20分間のプレゼンテーションを行いました。

Mackerelのダッシュボードリニューアル - takuwolog

f:id:Hasesann:20190617155225j:plain
Mackerelチームのid:takuwolog
Mackerelチームのid:takuwologは Mackerelのダッシュボード機能のリニューアルの話をしました。
Mackerelのデザインは機能ごとに線や色などのスタイルに意味づけをしており、それをユーザーに学習していただくという寸法とのことです。ツールのデザインはそういう視点が大切なのだなと大変勉強になりました。話を聞いていると、いかにも論理的なデザインという感じがして格好良いなと思いました。


Mackerelのコンテナ用エージェントのキャラクターができるまで - mazco

f:id:Hasesann:20190617155233j:plain
Mackerelチームのid:mazco
同じMackerelチームのid:mazcoは、コンテナ用エージェントの新キャラクターができるまでのプロセスについて話していました。
1ヶ月ほどかけてid:takuwologとブレインストーミングしながらキャラクターを作ったとのことですが、その過程でキャラクターの見た目や考え方のアプローチがだんだんと変わっていき、最後的にはコンテナエージェントに相応しいキャラクターを産み出すことができたと言います。Mackerelのキャラクターは2体目で、既存のキャラクターやMackerelの世界観とも馴染んでいるなと思いました。

Googleオプティマイズで手軽にはじめるグロースハック 〜はてなブログで行ったグロースハック施策紹介〜 - k_44hawk, ueday

f:id:Hasesann:20190614144812j:plain
ブログチームのid:k_44hawk
ブログチームのid:k_44hawkid:uedayの発表は、はてなブログで行ったグロースハック施策についての事例紹介でした。

具体的には、はてなブログのProユーザー向け施策のA/Bテストの話でした。A/Bテストは便利で良いものです。
私は普段はVSCodeの補完機能を使ってLessを書いていますので、Google オプティマイズ上で純粋なCSSを自分で書かないといけないことが難しいと感じていましたが、はてなブログチームの皆さんは、当たり前のようにGoogleオプティマイズ上で変更を加えていてすごいと思いました。
一方Googleオプティマイズ上で変更を加える場合は、それが複雑な設定にならないように工夫するのがおすすめという話は、それを日常的に触っている人だからこその感覚なのだろうと思いました。取り入れてみようと思います。

Webマンガサービスの運用とデザイン - ahchang

f:id:Hasesann:20190611161642j:plain
マンガチームのid:ahchangとお祝い機能
マンガチームのid:ahchangは、Webマンガサービスの運用とデザインということでコミックDAYSのウェブ版のデザインについて話していました。
マンガサイトのデザインとして、背景を暗くすることで作品が目立つようにしたとのことです。これはマンガのコマを目立たせる手法と同じで、サービス内容とデザイン手法が合っていて良いなと思いました。
お祝いボタンはとてもめでたい見た目になっていて、一度見たら忘れられないなと思いました。そんな賑やかし方もあるんだ、どうやって作ってるんだろうと興味が湧きました。賑やかな反面、吹き出しの形はトゲが少なめで、目に厳し過ぎないのがまたちょうど良いです。


f:id:Hasesann:20190614144221j:plain
マンガチームのid:n-suga
同じくマンガチームのid:n-sugaからはコミックDAYSアプリの新機能開発の話を聞きました。
最近アプリにチケット制を導入されたとのことです。機能を追加するので、デザイン的にも新しい要素が追加されることになりますが、ボタンの見た目を統一するなどの工夫をすることで、複雑になることを避け、シンプルさを維持することに成功したそうです。たしかにそれは重要なことだと思いました。ユーザーが何をすれば良いのかが分かりやすく、特にマンガアプリのような画像が多くて賑やかになりがちなものほど、よりシンプルにできないかを考えるのは大事だと思いました。

懇親会

f:id:Hasesann:20190614144908j:plain
片手でつまめる食べやすい料理となっております。

3チームによるプレゼンテーションが終わった後は軽食を囲みながら参加者の皆様と懇親しました。

さいごに

同僚のデザイナーがデザインをどのように考えているかを知ることができて勉強になりました。参加する前と後では、私がデザインをする時の思考の幅が桁違いに増えたので、話を聞く機会に恵まれて良かったと思いました。次回も楽しみです!



改めましてHatena Design Hour #7にお越しいただきました皆様、ありがとうございました。はてなのデザイナーにとっても実りのあるイベントになったと思います。
はてなデザイングループの取り組みについて、今後もイベントやブログ等を通じて発信していきますので、宜しければご覧いただけますと幸いです。

connpassのHDHグループに入っていただけますと、次回開催時に通知が来ますのでよろしければご登録ください。
hatenadesign.connpass.com